サーバ再起動後に、NLBのクラスターIPアドレスに接続できなくなった

■発生現象
サーバにパッチ適用を行い、再起動を行った後、NLBに設定しているクラスタIPアドレス(フルインターネット名)でアクセスできなくなった(Pingがとばなくなった)
⇒ネットワーク負荷分散マネージャーを見たところ以下の警告が出ており、登録済みのホストが「間違った構成」になっていた。
⇒サーバ再起動してみたが、治らない

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・エラー内容

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■原因
このサーバは仮想のゲストサーバで、この問題が発生したときはホストの再起動も行われている。
⇒今まで、通常時にゲストサーバの再起動を行った際には本現象は一度も起こったことがないので、ホストサーバの再起動が原因ではないかと思われる。
⇒要検証

 

■解決策
エラーが発生しているホストのプロパティを開き、すべての押せるOKを押すと治った。

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※ホストを2台設定している別のNLB環境でも、Hyper-Vホストサーバの再起動後に1台のみ「間違った構成」になった。この場合は、1台残っているので「クラスタIPアドレス」は接続できる状態だった。
⇒上記と同様の解決策で解決した。